
発表準備を行う子どもたちと、サポートする大学生メンター
茨城県水戸市に本社を構えるユードムは、水戸市より受託した「令和8年度水戸市デジタル人材育成講座~マインクラフトで水戸の文化財をつくろう!~」を、8月20日(木)・24日(月)~28日(金)の6日間、水戸市内12ヶ所の市民センターで実施した。
同講座では、地元の高校生・大学生がメンターとなり、水戸市内の小学4年生~中学生のべ192名の学びをサポートした。
講座実施の背景と目的
水戸市は、令和8年度水戸市教育行政方針において「デジタル人材の育成」を主な施策の1つに掲げている。
ユードムは、この方針に共感し、地元のIT企業として今回の企画に参加。デジタルが好きな子どもたちに、この地域で学び、働き、暮らしていく未来を感じてもらうことを目指し、水戸市および地域の高校生・大学生とともに、講座を完遂した。
プログラム内容

世界遺産や水戸の文化財について、講義で学ぶ子どもたち

弘道館正庁を作成したチーム
同講座に参加した児童・生徒は、弘道館正庁・偕楽園好文亭・水戸城三階櫓・水戸城大手門といった水戸の文化財について調査し、チームでマインクラフトを使って再現。

チームで作成した発表シート
調査結果や工夫したことを発表するという活動に取り組んだ。
なお、同プログラムは、国際教育eスポーツ連盟ネットワーク日本本部(NASEF JAPAN)が開発した「ニジクラ~世界遺産編~」を、NASEF JAPAN正会員のユードムが、一部水戸市向けにアレンジしたものだ。
参加した子どもたちからの評価
講座終了後のアンケートでは、高い評価が得られたそう。
講座全体の満足度については、「とても良かった」が80%、「とても良かった+良かった」が98%に。マインクラフト制作については、参加者の約9割にあたる170名が「やってみて楽しかった」と回答したようだ。
水戸の文化財については、「興味がわいた」「行ってみたいと思った」と回答した児童・生徒は111名だったという。
また、「同じ内容でまた参加したい」が145名、「違う内容でも参加したい」が59名と、多くの児童・生徒がリピート参加を希望していることも分かったそう。
マインクラフトへの興味だけでなく、地元の文化財について「知らなかった」「知っているものがあった」と回答した児童・生徒からも、多くの「行ってみたい」という声が寄せられ、デジタルへの関心と地域への関心の両方を育む機会となったようだ。
地域の高校生・大学生メンターが学びをサポート

学生と、水戸市役所職員、ユードム社員
同講座では、5名の児童・生徒に1名のメンターを配置し、きめ細かなサポートができる体制を整えた。その担い手となったのは、IT未来高校、情報テクノロジー大学校、みと青年会の学生たちだ。
世代の異なる子どもたちが、少し年上の高校生・大学生と一緒に学び、地元企業であるユードムがその環境をサポートした。
ユードムは、この講座を通じて、デジタルが好きな子どもたちに、地域の中に学び、働く場所があり、この先も長くこの地域で暮らしていけるということを感じてもらえることを願っている。
ユードムの取り組み

ユードム代表・森淳一氏
ユードムは、創業から50年にわたり実績を積み重ねてきたIT企業。すべてのお客にとってのベストパートナーを目指しており、2025年度にはグループ全体の社員数が500名を突破し、100億企業へ向けて歩みを進めている。
同社は、次世代のデジタル人材育成を重視し、継続的に取り組んでいる。県内小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ」に特別協賛するなど、「デジタルに関心を持つ子どもたちの活躍の機会を増やしたい」という思いを持っている。
今回の水戸市デジタル人材育成講座は、こうした思いを実現するための取組の1つ。今後も、地域の子どもたちがデジタルを好きになり、そして将来この地域で学び、働き、暮らしていく未来を後押しできるよう、教育行政や地域の学校・団体と連携しながら、継続的にデジタル人材の育成に取り組んでいく考えだ。
NASEF JAPANについて
NASEF JAPANは、eスポーツ/ゲームを入口に、次世代を担う若者のデジタル人材育成とグローバル人材育成を推進する特定非営利活動法人だ。
現在、全国750校を超える高校が加盟し、eスポーツ/ゲームを教育ツールとして活用したデジタル教育や探究学習を推進している。
また、高校生向けの取り組みに加え、小中学生を対象としたゲームを活用した探究学習ワークショップなど、若い世代がデジタルに楽しく触れながら学ぶ機会づくりにも取り組んでいる。
次世代のデジタル人材の育成に注力するユードムの取り組みに注目してみては。
ユードム HP:https://www.udom.co.jp
NASEF JAPAN HP:https://nasef.jp
(Higuchi)